就活アレコレ!

私が就職活動を行っていた時に感じたことや、社会人になってから分かったこと等を記事にします。

【理系or文系?】就職活動で理系が有利といわれる理由を考えてみた

就職活動では理系が有利なのか

 

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公益社団法人全国求人情報協会 2018年卒学生の就職活動の実態に関する調査によると、文系大学生と理系大学生面接を受ける会社数は文系では10~19社が最も多数派となり理系では1~4社が最も多数派となっているそうです。

 

この調査結果を見ると、就職活動期間中に選考受ける会社数は、理系と文系でかなり傾向が異なるみたいですね。

 

私は理系ですが、就活中の面接選考を行った会社は確かに3でした

 

3社目で内定を貰った会社が今の会社でした

 

もちろんこの調査結果もすべての人に当てはまるわけではなく、文系でも希望する会社に一発合格する人もいれば、理系でも全く内定が出ない人もいます。

 

しかし一般的に理系の方が就活に有利と言われます。。。

 

なので今回は、な一般的に理系が有利と言われるのか、その理由を考えてみました。

※あくまで私個人の意見です。

 

結論から言うと、以下が主な理由だと思います。

 

理系は学生時代に学ぶ専門性があるから

 

企業も採用後のイメージがつきやすい。だから推薦枠があったりする

 

さらに学生側も就職後の仕事のイメージがつきやすいというメリットもある

 

 

理系学生が就職活動に有利と言われる理由

 

学校が持っている推薦枠が多い

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これが真っ先に思い浮かぶことでしょう

 

文系の人が羨ましいと思うポイントかもしれません

 

私の終身大学は別に名門大学ではありませんでしたが、それでも結構有名な企業の推薦枠が沢山あって、就活終盤になっても推薦枠が残っていました

 

何で理系には推薦枠が多く与えられるのかというと、以下の理由が考えられます。

 

  • 研究を通して会社と大学教授との間に付き合いが生まれ、その繋がりから推薦枠が与えられる

  • 学生時代の研究内容が分かれば学生の専門性や知識、理解範囲を推し量ることができるから、採用後のイメージがしやすい

 

 

しかし当然ですが、理系の学生がみんな推薦で就職する訳ではありません。

 

の時は推薦枠を使わずに今の会社に内定を貰いました。なぜか私のキャンパスは三菱の推薦枠がなかったのです

 

志望動機が書きやすい

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理系は大学で身に着けた専門性と似た会社を選ぶ人が多いので(例えば工学系の大学を出た人ならメーカー関連とか)、身に着けた専門性を活かしたアピールをしやすいです。

 

業種と学生時代の研究内容が直結していなくても、結構就職後の仕事を比較的イメージしやすいようです。

 

だから志望動機とか自己アピールを会社が求めている方向に合わせて、かつ具体的に述べやすいのです。

 

逆に内定がなかなか貰えないと、たくさんの会社に応募して、自己アピールなどを使い回して数打って当てる作戦」を敢行する学生が増えます。

 

しかし数を打って当てる作戦では、しっかり練ったアピールをする余裕がないので、会社の求めている方向性に沿うことが出来ず、ますます内定が遠のいていく…という悪循環になります。

 

同じ会社でも理系の方が求人数が多いことがある

メーカーなどは特に、理系の採用枠が文系に比べて多いことがあります。

 

私の会社も文理で採用数にかなりの差があります。

 

業務内容によりますが、文系の採用枠が理系より多い会社はほとんどないと思います

 

これは文系の学生が理系の学生より劣っているとか、そういう事ではありません。

 

ですが理系の学生は大学でそれなりの専門性を学ぶので、理系の仕事には取っ掛かりやすいという利点があります。

 

なので、理系の仕事を扱う会社としては、わざわざ文系の学生を理系枠で採用しないのです。

 

逆に理系が弱い点は?

 

逆に理系の方が弱いと思う点もあります。

 

推薦に頼って自己分析がおろそかになる

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上でも書きましたが、理系の学部には推薦枠が多くあります。

 

推薦を使うとけっこうエントリーシートの選考は合格して、面接までは呼んでもらえたりします。

 

するとエントリーシートを書くための自己分析や志望動機をしっかり練ることをサボる学生が出てきます。

 

しかし自己分析や志望動機がしっかり練られていないと、結局面接で上手く答えることができないので、推薦を使っても内定までたどり着けない…なんてことになります。

 

当然といえば当然ですが、推薦枠をもらっても安心してはいけないという事ですね。。。

 

理系だと事務職募集で相手にされにくい

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理系ならどんな業種でも受けることができると思われがちですが、案外そうでもなかったりします。

 

たとえば、理系の学生が銀行の事務職を受けに来たら…銀行側はどう思うでしょうか。

 

なんでわざわざ理系の大学で専門知識を学んできたのに、銀行の事務職を受けに来たの?(まさか冷やかしか?)と思うのではないでしょうか。

 

つまり、そんな銀行側の疑問を納得させるような志望動機だったり、自己アピールをしないと相手にしてもらえないので、ハードルが上がってしまうのです。。。

 

ここまで理系の学生が就活で有利と言われる理由や、逆に理系が弱いと思う点を書いてきました。

 

まとめると、理系に大学で学ぶ専門性を武器に自己アピールをしやすいことと、学部にある推薦枠が就活で有利に働くのだと思います。

 

しかし何度も書いたように推薦がなくてもしっかり自己分析や企業分析をして、その会社の求める方向性に沿った具体的なアピールをすれば内定を得ることは絶対できます。

 

なので理系の人も文系の人も、推薦枠を使う場合も使わない場合も、しっかり自己分析や企業分析をしましょう、というお話でした。

 

それではまた、他の記事でお会いしましょう。

ありがとうございました。