就活アレコレ!

私が就職活動を行っていた時に感じたことや、社会人になってから分かったこと等を記事にします。

【書き方】志望動機は「やりがい」をイメージすることが大切

 

就職説明会に参加し、興味のある会社を絞ってエントリーして、

エントリーシート(ES)を書く段階になると、誰もが一度は悩む問題が「志望動機」の書き方だと思います。

 

何を書けばいいのか分からない…

ありきたりなことしか思いつかない…

なんかぼんやりした内容になってしまう…

 

そんな人に向けた記事を書こうと思います。

 

志望動機は会社での「やりがい」をイメージすることが大切

 

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志望動機とは、その会社に入りたい理由ですよね。

 

就活生がその会社に入りたいのは、その会社でやりたいことがあるからのはずです。

 

最初は、なんとなくこの会社いいかなーという状態だと思います。

 

そこから、

 

・もしこの会社で働いたら自分はどんな仕事をするんだろう

・その仕事は世の中にどう影響するだろう→「やりがい」

 

という事をイメージします。

 

「世の中にどう影響するのか」がピンと来ればそれを志望動機として書けばいいですし、仮にピンと来なかったら…それはその会社にいまいち興味が湧いていないという事かもしれません。

 

志望動機がESで最も大切

 

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志望動機がESで最も大切だと思っています。

 

自己PRでも、学生時代頑張ったことでも、リーダーシップを発揮した経験でもありません。

 

先ほど書いたように、志望動機はやりたい事とその理由を伝えるものです。

 

興味のある企業に自分を売り込む場合、その順序を考えると次のような流れが自然ではないかなと思います。

 

①私はこの会社でこんなことがやりたい(志望動機)

②私にはこんな能力があるから、この会社でやりたいことを実現できる

③それは企業にとってもこんな利益になる

 

 

つまりその会社を選んだキッカケ、理由が志望動機で、自己PRはその会社に入れてもらう為の補足情報ですよね。

(補足情報という表現が正しいかどうかわかりませんが)

 

もし自己PRが先に立つと次のようになります。

 

①私にはこんな能力がある

②だからそれを活かしてこの会社でこんなことがしたい(志望動機)

③それはこんな利益になる

 

これだと自分の特性から会社を絞り込んだように見えます。

 

企業から見ると、うちの会社を選んだ理由(決定打)に欠けるような気がしませんか。

 

日本の企業は学生時代に身に着けた能力を全面的にはアテにしていません。

 

今後の社会人生活の方が圧倒的に長いですし、会社側も入社後に必要な能力は教育するシステムが会社内で出来上がっている場合が多いです。

 

そう考えると、やはり「志望動機」が就職活動の根幹にあるべきだと思います。

 

※もちろん自己PRなどその他の項目はどうでもいいという話では決してありませんよ!

 

企業は志望動機で何を見ているのか

 

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企業側は、志望動機から単純に学生の熱意なども見ていると思います。

 

学生のやりたい事が自社の方針に沿っているかも当然見ているでしょう。

 

でもその他に、私は志望動機を通して学生の「やりがいを見つける力」も見ているのではないかと思います。

 

志望動機を通じてみることができる「やりがいを見つける力」とは、自分がこれからやる(であろう)仕事が、未来の何に繋がるのかを考える力です。

 

なのでこれからやる仕事も、それが繋がる先も具体的にイメージ出来ていなくては意味がありません。

 

これがイメージできる人は、会社に入った後も自分で未来を想像して、その仕事の「やりがい」を見つけることができます。

 

仕事にやりがいが持てると、モチベーションに繋がりますよね。

 

少し残念な話ですが、会社に入ってやる仕事と、入社前の仕事のイメージがぴったり一致することはほぼありません。

 

また全ての人が第一希望の仕事を任せてもらえるとは限りません。

 

しかし、仕事に限ったことではありませんが、何でもやってみれば「やりがい」は見つけられるものです。

 

やりがいを見つけることができる人は、モチベーションが高くて良い仕事ができます。

企業側から見ても信頼のできるいいパートナーとなるでしょう。

 

逆にやりがいを見つけられない人は、入社前のイメージと現実が少しズレているだけでやる気が著しく低下してしまいます。

 

企業側から見ると、そういう人を採用すると後々企業の生産性が落ちることに繋がりますよね。

 

志望動機から、そういう力も伺い知ることができるのです。

 

志望動機の文章構成はどうすればいいのか

 

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ここまでの内容で、志望動機はその会社での仕事が未来に(世の中に)どう影響するのか=やりがいを意識して書く方が良いという話を書いてきました。

 

メインテーマはここまでですが、ここからは補足として、志望動機を実際に書くときはどのような文章構成で書くのがいいのかを少しご紹介します。

 

志望動機に限った話ではありませんが、基本的にESなどの文章を書く際には、次の順番で書くのが望ましいとされています。

 

①結論

②理由

③具体例

④結論(まとめ)

 

また、ひとつひとつの文章は端的に書きます。

 

私が就活をしている時は、ESを箇条書きで記載している人もいましたし、私も就職活動の途中からは箇条書きして提出していました。

 

箇条書きすることが必ずしも正解という確信はありませんが、そのくらい文章を端的に書くという意味です。

 

書き終わったら数時間か一晩経った後に、自分が社長で採用活動をしているつもりで読み返してみます。

 

時間が経ってから読み返してみると、案外「もうちょっと文章こうした方がいいかも」とか「この部分は文章同士の繋がりが弱くて意味が伝わりにくいかも」とか改善点が見えてきます。

 

志望動機は一番しっかり力を入れて書こう

 

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繰り返しになりますが、志望動機がESで最も大切な項目だと私は思っています。

 

・もしこの会社で働いたら自分はどんな仕事をするんだろう

・その仕事は世の中にどう影響するだろう→「やりがい」

 

をイメージして、それを結論→理由→具体例→纏め の順番で端的に述べましょう。

 

それではまた他の記事でお会いしましょう。

 

ありがとうございました!