志望動機に「成長したい」と書く時のコツ
よく志望動機に「貴社で成長したいと考えています」と書く人がいます。
正直、会社側からするとあまり良い印象は受けないことが多いようです。
でも「成長したい」というネタはとても書きやすい志望動機であることは間違いですよね。
なので今回は「成長したい」というネタを志望動機に使っても失敗しないコツを紹介します。
志望動機に「成長したい」と書く時のコツ
結論から言うと、「成長したい」というだけで終わらせずに、「その会社じゃないとダメだ」というアピールをつけ足すことが大切です。
これに気を付けるだけで「成長したい」も志望動機としてちゃんと成り立ちます。
簡単そうでしょ?
ではもう少し掘り下げていきます。
「成長したい」だけでは、内容が薄っぺらすぎる
ぶっちゃけてしまうと、どの会社でも本人次第で成長はできます。
なのでぼんやりと「成長したい」とだけ伝えても、採用側としては「別にうちの会社じゃなくていいじゃん」となってしまいます。
また、この人はうちの会社をよく調べずに、同じ内容の志望動機をいくつもの会社で使い回しているんじゃないかと想像されてしまいます。
その結果、採用担当の印象が悪くなるという訳です。
これが「成長したい」を志望動機にするとダメだとよく言われる理由です。
志望動機に「その会社でなければならない理由」を加える
とはいえ、「成長したい」ということを志望動機として使ってはダメだという訳ではありません。
「うちの会社じゃなくていいじゃん」という採用担当の考えを取り除いてあげればいいんです。
つまり「自分の望む成長のためには、この会社で働かないとダメなんです」という伝え方をすればいいです。
「どんな成長」を「なぜ」したいのかが具体的になっていないとダメ
この会社じゃないとダメだという為には、当然その理由が無いと説得力がないですよね。
・どんな成長をしたいからこの会社がいいと思っているのか
・なんでその成長をしたいと思ったのか
・なんでこの会社なら、その成長が出来ると思ったのか
この3点を具体的にしてやることで説得力が増します。
「成長したい」は自分本位な考え方と捉える人もいる
しかし「成長したい」という動機を、自分本位な考えだと捉える人もいます。
会社はあなたの成長のためにある訳じゃないよ という考え方です。
確かにその考えも一理あると思います。
なので、志望動機にさらに「自分は成長を通じて、貴社にこんな貢献をすることが出来ます」と付け加えると効果的です。
以上をまとめると、志望動機に次の4点を含んでいれば、「成長したい」をネタにしてもOKということですね。
・どんな成長をしたいのか
・なぜ成長したいと思ったのか
・なぜこの会社ならその成長が実現できるのか
・この会社に自分はどんな貢献ができるのか
(会社でどうしたいのか)
もし「成長したい」をネタに志望動機を書く場合は、参考にしてみて下さい。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました!