就活で嘘をつくのは絶対NGなのか?
自己PR、志望動機、ガクチカ等どれに関しても同じですが、一般的な大学生からすると、そんなに自信をもって書けるようなエピソードは持って無いですよね。
何書けばいいんだよ、嘘をつかないと、全然内容作れないよ…という人も多いと思います。
なので今回は、就活で嘘をつくのは絶対NGなのか?という点について、書きたいと思います。
就活でをつくのは絶対NGなのか?
結論から言うと、就活で嘘をつくのは必ずしもNGではないです。
というより多くの学生が多かれ少なかれ嘘だったり、脚色だったりしていると思います。
とはいえどんな嘘をついてもOKかというと、そうではありません。コツがあります。
嘘をつくコツというと聞こえが悪いですが。。。
ついてはダメな嘘
自分のアピールポイントの根幹となる部分を1からでっちあげてしまう
例えば自己PRとして「リーダーシップ」を全面に押し出していながら、実はリーダーらしい事を一つもやってない、とか。
ボランティア経験に学生時代力を入れたとしておきながら、実は登録だけして全然参加していない、とか。
こういった嘘をつくと面接官にバレた時に、面接官は就活生のアピールポイント全てを否定しないといけません。
その人のアピールしているもの自体の信頼性がなくなるので、評価出来ないですよね。
こうなると、挽回は難しいのではないかと思います。
エピソードのインパクトを出す為に、提示可能な成果をかなり大きく言ってしまう
提示可能な成果(特に数字)をかなり大きく言って、インパクトのある内容にしてしまうのも避けた方がいいと思います。
事実よりも大きく言った成果が提示可能なものであれば、提示を求められるかもしれません。
例えばTOEICの点数や、発表した論文、SNSの評価数。。。
面接官がその成果を聞いて、「それはすごいね、ちょっとその結果を見せて?」と言われる可能性があるものは絶対に嘘をついてはいけません。
そもそも、面接官から見せて?と言われるほど大きな成果を示す必要はありません。
ついても多少はOKな嘘
逆に多少ついても大丈夫な嘘とはどのようなものでしょうか。
自分のアピールポイントの根幹は偽らずに、枝葉を広げる(脚色をする)
アルバイトを例にすると、「お客様からこんな反応を頂いた」というような周りの人からの定性的評価や、「こんな工夫をしたら売れなかった商品が売れるようになった」という売り上げ等がこれに該当します。
こういった内容は、こちらから証拠の提示しようがないもので、誰が聞いても疑うほどのインパクトが大きすぎる内容でなければ、多少の脚色はOKだと思います。
また定性的評価は、自分の受け取り方次第な所がありますよね。
そういった点を、聞こえが良いような表現で説明するというのは、世の中によくあるテクニックでもあります。
嘘をつくと面接官にバレるのか
ここまでは就活で嘘は絶対にNGなのか、ついても良い嘘って何なのかについて述べてきました。
ここからは、そもそも面接官に嘘はバレるのか?という点について考えたいと思います。
バレなければ、アピールポイントを1からでっちあげても良い訳ですから。
(良いという表現もおかしいですが)
しかし結論から言うと、安易な嘘は面接官に感づかれると思った方がいいです。
理由はいくつかありますが、例えば以下ですね。
・面接官側は冷静だが、学生側は緊張しているので、ボロを出しやすい
・面接官は質問内容の深堀りをすることに慣れている
・根幹部分からでっちあげると細かな点が不透明になり、深堀りに耐えられない
途中にも言いましたが、一度回答内容の根幹が嘘だとバレてしまうと、もう挽回がないと思った方がいいです。
そして自分を大きく見せてインパクトを与えようとする必要はありません。
嘘は回答内容の枝葉に当たる部分を、デフォルメして綺麗に見せる程度にとどめましょう。
以上、今回は「就活で嘘をつくのは絶対NGなのか?」について書いてみました。
参考なれば幸いです。
それではまた、他の記事でお会いしましょう。
最後まで見ていただきありがとうございました。