就活アレコレ!

私が就職活動を行っていた時に感じたことや、社会人になってから分かったこと等を記事にします。

OBOG訪問でセクハラに巻き込まれないために…

最近OBOG訪問中にセクハラをされたり、酷い場合は性的被害に会ったというニュースを度々目にします。

 

OBOG訪問を目的としたマッチングアプリを利用することが多いそうです。

 

社会人になると学生と接する機会が減るので、若い方に会える事が嬉しくなるのでしょうか。。。

 

セクハラ(特に意図的な)をした後、どのような状況になり得るかを想像できないのでしょうか。

 

なんとも情けない気持ちになりますね。

 

今回は、「OBOG訪問を通してセクハラなどの嫌な思いをしない」ことを目的に記事を書いてみます。

 

OBOG訪問でセクハラに巻き込まれないために

 

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結論から言うと、以下に気を付けた方がいいです。

・(女性であれば)女性社員を紹介してもらう

・目安の終了希望時間を予めに伝えておく

・聞くことリストを用意しておく

・なるべく喫茶店などで会う

・(お酒の席で会うなら)お酒は飲めないと伝える

 

先輩社員を訪問する意味

 

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そもそもOBOG訪問として、社会人(特に若手)に話を聞く目的は主に次の2つだと思います。

 

具体的な話を聞くため

説明会や座談会では時間が限られています。

 

企業側もたくさん話したいことはあると思います。

 

ですが短い時間で複数の就活生に対して話をするので、細かい具体的な内容は話す事ができないことが多いです。

 

人数が多くて時間も短いと、就活生側も突っ込んだ事を聞きたくても聞きにくいですよね。

 

その点でOBOG訪問では就活生ひとりの為に時間を確保して貰えるので、具体的な仕事や福利厚生など聞きたい事が何でも聞けます。

 

社員の本音を聞くため

説明会や座談会では何となく堅苦しい雰囲気があるので、社員の本音を聞き出すのはなかなか難しいと思います。

 

社員も勤務時間中ですので仕事モードになっていると思いますし、周りにも社員がいるのでぶっちゃけ本音を話せないと思います。

 

その点でOBOG訪問では社員も比較的オフに近いですし、本音を聞きやすい状態となります。

 

OBOG訪問の準備として

 

上記のようなメリットがあるOBOG訪問ですが、なるべく「セクハラなどで嫌な思いをしない」ということにフォーカスすると次の2つに気を付けた方がいいです。

 

(女性なら)女性社員を紹介してほしいと伝える

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就活生が女性であれば、女性社員を紹介してもらうのがベストでしょう。

 

「女性目線から見た職場環境も知りたい」などと伝えて紹介してもらいましょう。

 

もしOBOGマッチングアプリを使って男性の社員とマッチングした場合は、「あなたの話も聞きたいけど、女性目線も知りたい」と伝え、その男性社員と会う前に、女性社員の連絡先を聞きます。

 

学生側が女性社員の連絡先を知っているだけでも、セクハラの抑止力になります。

 

もし可能なら、そうした方が良いです。

 

目安の終了希望時間を伝えておく

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異性の社員と会うことになったら、目安の終了希望時間を伝えておくのもひとつの手です。

 

終わりを決めていないとダラダラと話す事になり、「もう1軒行こう」とか「家に来ない?」とか言われたりすることもあります。。。

 

※ 当然ですが、家には絶対に行ってはいけません!! 

 

「見せたい資料が家にある」とか言われたら、後日持って来てもらいましょう。

 

「機密資料で家から持ち出せない」と言われるかもしれませんが、そもそもそういう資料は会社から家に持ち出すこともコンプライアンス違反です。

 

堂々とそんな事を言っちゃう社員はたかが知れていますし、その情報は就活時点で学生が知る必要がないものです。

 

逆に面接時に知ってることがバレたら…企業からは機密漏洩の加害者扱いされるかもしれませんよ?

 

聞くことリストを準備しておく

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予め社員に聞きたいことをリストに纏めておくことも有効です。

 

お互いの時間を無駄にしないという事にも繋がりますし、変な方向に話が進みそうな時にリストを指さしながら話題を戻すこともできます。

 

そしてリストが最後まで埋まったタイミングで社員にお礼を言って、お開きにするキッカケにもできそうですよね。

 

OBOG訪問でお酒は必要?

 

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私はOBOG訪問でお酒は必須ではないと思っています。

 

お酒が入ったほうが打ち解けられるとか、本音を聞きやすいとかお酒のメリットもあると思いますが、喫茶店で雑談を交えながらお茶するだけでも十分ではないでしょうか?

 

静かすぎるお店よりも、周りに多少他のお客さんがいるような場所で話を聞くのが良いでしょう。

 

居酒屋などで話を聞くときは

もし居酒屋などお酒の席で話を聞くことになったら、「お酒が飲めない」という事を伝えるのもアリです。

 

社員の方には飲んでもらって話を聞きやすくするのも良いですが、自分はなるべく飲まないようにしましょう。

 

OBOG訪問の目的は情報を聞き出すことですから、就活生がお酒を飲む(酔う)ことにメリットはあまり無いはずです。

 

社員が執拗にお酒を勧めてくるのなら、本人に下心があるかもしれません。

 

もしくはその会社の飲み会はお酒を強要する雰囲気があるのかもしれませんよ。

 

OBOG訪問は全ての就活生に必須なのか?

 

ここまでセクハラなどで嫌な思いをしない為に、というテーマで記事を書いてきました。

 

一方でOBOG訪問は全ての就活生に必要ではないと思います。

 

私は優秀な成績も、秀でた特技もありませんが、OBOG訪問無しでちゃんと会社に受かってますし。

 

リクルータ制度を持つ企業など、OBOG訪問が明らかに選考の一環になっている会社を受けるのであれば必要かもしれません。

 

OBOG訪問の要否については企業毎に情報収集した方がいいですが、基本的には「説明会より突っ込んだ話を聞きたい」という時に活用するものという認識で良いでしょう。

 

それではまた、他の記事でお会いしましょう。

 

ありがとうございました!