【就職活動】社会人と学生の違い
よくエントリーシートなどで社会人と学生の違いは何だと思いますか?と聞かれることがあります。
そんなの、金を稼ぐかどうかの違いでしょ!という訳にもいかないので、ちょっと私の思った事を書いてみます。
ただしエントリーシートや面接用の文章ではありませんので、あくまで考え方の一つとして参考になれば幸いです。
建前的な「社会人と学生の違い」
私が感じる具体的な「社会人と学生の違い」
学生時代に準備してけばよかったもの
の3本立てで書きたいと思います。
建前的な「社会人と学生の違い」
学生は「自分(将来)の為に学ぶ者」
学生は自分の為に学ぶ事が何より大切で、それが仕事です。
それを周りから認められているから、堂々と学びに集中できます。
自分の為に学ぶことが仕事なので、もし仮に仕事をサボったとしても周りから白い目で見られることはあまりありません。
なぜなら周りの人に実害を与えないからです。
自分の行動は自分に跳ね返ってくるのみですから。
たとえば、学校に行かずに遊びまくったり、飲み歩いたりして知識が身につかなかったり、単位を落としたところで、周りの人の迷惑にはならないでしょう。
(親の迷惑にはなるかもしれないが)
社会に対しての責任はないが、ある意味で自己責任とも言えます。
社会人は「社会を動かす人」
一方で社会人は「社会を動かす人」です。
つまり社会人になると、社会を動かす(成り立たせる)事が求められます。
社会は人の集まりです。
なので、社会を動かすとは人を動かすことと言い換えることができます。
例えば、自分の仕事が他の人の仕事に繋がっていたりします。
なので社会人の仕事は何らかの形で人が必ず絡んできます。
つまりサボれば必ず周りの人に影響(実害)がでるということです。
他の人の仕事に影響を与えると、その人の仕事に絡む人にも間接的に影響が出る可能性もありますよね。
また、資本主義の現代では社会とはお金の流れそのものでもあります。
なので自分の仕事が止まってしまうと、お金の流れも止めてしまうことになります。
直接的ではないにしても、必ずお金の流れがどこかで止まってしまうと言えるでしょう。
例えば、あなたが仕事に少し失敗してやり直し作業が入ったとします。
すると進むはずだった仕事がやり直しの間は進まないことになります。
やり直しをする間もあなたのお給料は発生するし、納期が明確な仕事であれば、納期も近づいてきます。
つまり、学生は自分の為に学ぶことが仕事なので、ある意味自分に対して責任を負うのに対して…
社会人は社会を動かす事が仕事なので、社会(周りの人、またはお金)にダイレクトに影響を与えます。
だから自分の仕事に責任を負うのです。
これが社会人と学生の違いだと思います。
(責任という言葉を使って考えてみました)
私が感じる具体的な「社会人と学生の違い」
ここまでは漠然とした、社会人とは?みたいな話をしましたが、ここからは私が社会人になって感じた学生との違いを少しだけ、ゆるく書いていきます。
時間にルーズになれない
社会人でも時間にルーズな人はいるかもしれませんが、私は学生の時とは比べ物にならないくらい時間に対して厳しくなりました。
厳しくなったというか、社会では当然のことが、学生の時は当然ではなかったということですが。。。
たとえば私の大学(研究室)では、朝10時には来ないといけませんでした。
授業がない日も10時に学校に来るなんて…と絶望した記憶があります。
でも今の会社では朝8時に出社して、夜も7時くらいまでは働いています。
これは社会人として全く普通で、ブラックでも何でもありません。
私の学生時代は時間の感覚が麻痺していたのだと思います。。。
やることが多い
職種によるとは思いますが、私の場合はどんどん仕事が来るので、タスクリストがあっという間にいっぱいになります。
その日のタスクをどうこなすかが勝負となってきています。
学生時代は全然そんなことなかったのですが。。。
社会人と比較して、学生時代はタスクの数が圧倒的に少なかったと思います。
勉強の時間は自分で作らないといけない
学生時代は勉強が本分でしたが、社会人になると勉強時間を与えては貰えなくなります。(もちろん新人時代は別です)
でも社会人になっても日々勉強しないと成長できませんし、勉強しないとただ作業をするだけの負け組になってしまいそうです。
なので勉強したいけど、日々の仕事がたくさんあるので勉強する時間を捻出するのが一苦労なのです。
これも学生時代は感じたことがなかった苦労だと思います。
学生時代に準備してけばよかったもの
これは沢山あるが、上記の社会人と学生の違いと照らして紹介するなら、次の2つが挙げられます。
タスク管理の癖をつける
社会人になると、やらなければならないタスクの数が圧倒的に増えます。
だから学生のうちからタスク管理の癖をつけておくと良かったなと思います。
学生の時は、やらなければならない事があまり多くはないと思うので、「こうしたらもっと良くなる」とか「必須+αのタスク」を自分で設定して、期限を設けて管理してみるといいと思います。
もちろんそれらのタスクはモニタするだけではなく、実行に移す事が良い番大事です。
色んな事に興味をもって勉強する癖をつける
社会人になると勉強する時間を捻出することが難しく、段々と勉強時間が減っていく人が大半です。
なので、学生の時から色んな事に疑問を抱き、それについて調査したり考えたりするような癖をつけておけばよかったと思います。
例えば、今やっている研究は何の為だろうとか、大学は学生から得た金を何にどのくらい使ってるんだろうとか笑 何でもいいです。
これらの癖は社会人になって必ず活きると断言できます。
もちろんこれだけで全て解決、万事OKというわけではないですが、また他の記事で学生時代に準備しておけばよかったシリーズで他のことについても紹介したいと思います。
社会人と学生の違いについて書きました。
こんな意見もあるんだな、程度に参考にしてもらえたらうれしいです。
それではまた、他の記事で会いましょう。
ありがとうございました!