就職活動で業界・企業研究をやる意味
何をやればいいか分からない業界・企業研究
企業研究と言えば、就職活動の序盤でやることというイメージは皆さん持っていると思います。
でも実際に何をするものなのか(何をしたらいいのか)分からない人は多いはずです。
業界地図を見ろ、四季報を見ろ、会社概要を見ろとか色々ネットでは言うけど、それ見てどうするの?そんな風に考える人もいると思います。
やる意味というか、メリットが分からないんですよね…業界・企業研究って笑
四季報見ても、それが就職活動に活かせるとは思えないし…
私もそう考えていました。
なので今日は、業界研究・企業研究とはどうやればいいのかがピンと来ていない人に向けて、私が思う業界・企業研究とは?を記事にします。
就職活動で業界・企業研究をやる意味
結論から言うと、
・今まで意識したことがなかった業界が見つかる
・知らなかったけど、優良そうな会社が見つかる
・企業の得意分野が見えてくる
・業界や会社のトレンドがわかる(海外進出、AIの活用など)
・やりたい仕事のイメージが湧きやすい
業界の次の事を調べて、業界や企業の特徴を把握します。
①トレンド
②企業の規模(ただの数値ではなく、海外展開などの事業規模)
③企業毎の得意分野
④関連する分野
情報を仕入れて分析した後、まだその業界や企業に興味が残っていたら、そこは応募候補となるでしょう。
業界研究・企業研究を行う意味
業界研究・企業研究を行うと、次のようなメリットがあると私は考えています。
・今まで意識したことがなかった業界が見つかる
・知らなかったけど、優良そうな会社が見つかる
・企業の得意分野が見えてくる
・業界や会社のトレンドがわかる(海外進出、AIの活用など)
・やりたい仕事のイメージが湧きやすい
それぞれに対して、ちょっと深堀します。
今まで意識したことがなかった業界が見つかる
業界研究で最初に見た分野や、関連する分野を調べていくうちに、今までそんなに意識していなかった業界にたどり着くことがあります。
意識していなかったけど、実は面白そうなことをしている会社もたくさんあるはずです。
また、意識していなかった(自分にとって)新しい分野を知ることもできます。
その時、その分野に対して興味が湧けばそのまま調査を勧めればいいし、湧かなければそこはスルーしてもよいです。
予想外な分野でITの波が来ている事などを見つけたりして、興味が湧くこともあります。(私がそうでした)
知らなかったけど、優良そうな会社が見つかる
例えばあなたは自分が興味ある業界の事業規模第5位の会社を知っていますか?
トップとか2位とかは調べなくても知っている事もあると思いますが、結構5位とかは名前を聞いたことない、なんてこともありますよね。
でも実は十分に魅力的な事業規模を持っていて、海外での駐在も多く、あなたの選考を活かせそうな分野に力を入れていて、さらに福利厚生もしっかりしている…なんてこともあるかもしれません。
企業の得意分野が見えてくる
その業界の各企業にどんな特徴があるかを知ることが出来れば、同じ業界内でもどの会社が自分に向いているか分かるというのはもちろんですが、それだけでなくエントリーシートや面接で、競合他社ではなくその会社に応募した理由をはっきり説明することができます。
海外進出が進んでる、AI化が進んでるなどトレンドがわかる
業界研究を売るとその業界のトレンドを知ることができます。
これからインドに注力する予定だったり、ロボットやAIによる自動化が進んでいたり、IoT化が盛んだったり。
そのトレンドに興味が湧けば、やりたい仕事にも繋がるでしょうし、エントリーシートや面接などでも有利に働く。
やりたい仕事のイメージが湧きやすい
これまで書いたような業界や企業の特徴が見えてくると、そこに興味が湧くところが出てきます。
逆に興味が湧かないところも出てくるでしょう。
それは言い換えれば、興味が湧くところは自分の中でボンヤリしていた、「やりたい仕事」のイメージに近いというですし、
興味が湧かないところは、「やりたい仕事」のイメージとマッチしないところと言えると思います。
業界・企業の絞り方
最後に、実際に業界・企業研究をやる際に、山ほどある業界・企業からどんな風に絞っていけばいいか、私なりに以下のように取り組みました。
業界は現時点で興味がある分野から入る
どの分野を研究したらいいのか…と迷うかもしれませんが、まずは自分の興味がある業界から攻めて行きます。興味が続けば(深まれば)その業界の企業研究にシフトします。
ですが別に業界は1つに絞る必要はありません。
(私の時は、機械メーカーと通信系企業の2業界に絞っていました)
譲れない軸を決めておく
例えば、海外に行くチャンスがある会社でないといやとか、逆に海外に住みたくないとか。
転勤族になりそうな会社はいやとか。
事務仕事が好きな人で、現場とやり取りしながら仕事を進める必要があるところは嫌とか。
私は、①海外展開多数、②事業規模が大きくて色々なことをやっている、③転勤が多くない、というのは最初にぼんやりイメージしていました。
なるべく悔いのない就職活動にするために、自分なりに業界・企業研究を行って「ホントに応募するのはこの会社でよかったのかな…」なんて後悔することがないようにしましょう。
それではまた、他の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました!