就活アレコレ!

私が就職活動を行っていた時に感じたことや、社会人になってから分かったこと等を記事にします。

【就職活動】奇問・難問に出会った時のための心構え

奇問・難問に出会った時のための心構えをしておくことは大切

 

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就職活動をしているとエントリーシート
や面接で、予想外の質問に出会うことがあります。

 

そんな奇問難問に出会った時、多くの学生は戸惑うと思います。

 

が就活をしている時も、面接でちょっと予想外の質問が来て失敗した事があります

 

予想外の質問に上手く答えられなかっただけでなく、変に緊張してしまって、その後の受け答えもたどたどしくなってしまい、結局その面接はダメでした

 

人にもよるかもしれませんが、私の場合は一度頭がパニックになったら、そのあと面接時間中に立て直すのはなかなか困難でした。

 

本記事では私と同じように、奇問難問に出会った時に皆さんが思いがけないところで失敗しないように、奇問難問に対する事前の心構えについて書いていきます。

 

会社が知りたいことを分析してグループ分けし、事前準備する

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結論から言うと、質問を通して会社が知りたいことを分析してグループ分けし、それぞれのグループに対して思考をまとめておくと良いです。

 

当然ですがどんな質問が来るかは本番まで分かりません

 

なのでその質問に対してピンポイントで対策を立てることはできません

 

でも過去に出てきた奇問難問を分析して、心構えを持っておくことは可能です

 

そもそも奇問・難問ってどんな質問を指すの?

 

奇問難問はどんなものを指すのか、については人によって違うかもしれませんが、例えば次のような質問を指すと私は思っています。

 

・自分を動物に例えると何だと思いますか?

無人島に3つ道具を持っていくとすると、何を選びますか?

・私(面接官)の名前を覚えていますか?

 

2つ目なんて、それが御社と何の関係があるんですか?と逆に聞きたくなるような質問ですね笑

 

質問ついて会社が知りたいことを分析してみる

 

では、質問をグループ分けするにあたって、「質問を通して会社が知りたいこと」考えてみます。

 

自分を動物に例えると何だと思いますか?

 

これは比較的よく見かける質問で、もしかすると奇問・難問とは言わないかもしれません。

 

例えるものは動物、色、料理の具材、合コンでの役割など多岐に渡ります。

この質問の場合は動物ですが、もちろん会社側は正解なんて準備していません。

 

何の動物を答えてもいいです。

 

この場合、会社が知りたいのは次の点だと思います。

 

・自分の軸となる性格を自覚しているかどうか

(その性格を会社でどう活かすつもりか)

・そのような自己分析をちゃんとして採用活動に臨んでいますか

 

自分の軸となる性格がわかっていれば、それを動物、色、具材などなんにでも思いつくものに置き換えて説明することができますよね。

 

また自分の性格は自己分析をちゃんとすれば見えてきますし、自己分析は就職活動で必要な準備として認知されているので、「ちゃんと準備して面接に臨んでますか?」というメッセージも含まれていると思います。

 

もちろん論理的に説明する能力も見ていると思いますが、動物でも、色でも答えるのは自分の性格です。

 

リーダー気質でも、控えめで人を立てる性格でも、ムードメーカーでも、一歩引いて冷静に周りを俯瞰する性格でも何でもいいです。

 

自分はこんな性格かも…という事は把握しておいて、会社で組織の一員として仕事をする上でどのようにそれを活かせると思っているかを説明できるようにしておくことが必要です。

 

無人島に3つ道具を持っていくとすると、何を選びますか?

 

この質問の場合は、先ほどの自己分析のように大まかな答えを事前に準備するというものではありません。

 

このような質問は事前に想定するのが難しいですが、会社が知りたいのは次の点だと思います。

 

・パッと思いついたものを論理的に説明できるか

 

この質問も会社側は正解を用意していないので、何を答えてもよいです。

 

ただし、論理的に説明しなくてはならないので、考える際に頭の中では次のような順序で内容を組み立てるとよいと思います。

 

①与えられた条件の整理

 無人島、道具は3つ、(数日に渡って一人で生活すると仮定)

 

②その条件を達成するために必要なもの = 結論

 例えばライター、ナイフ、ハンモック

 

③その理由(なぜ必要だと思ったのか)

 人間的な生活には火が欠かせないのでライター、生活基盤を整えるのにナイフ、地面で寝ると危険かもしれないので、ハンモック

 

④具体例(その道具を持って行ったら無人島でどんなことができるか)

 火があれば水を煮沸させて飲み水を作れる。

 

 ナイフが有るのと無いでは生活基盤を整える作業効率が全然違うし、身を守る道具にもなる。

 

 ハンモックがあれば地面からは離れたところで寝られるので、虫や動物に襲われる可能性も低くなる。

 

とかです。(面白くない回答例ですが笑)

 

本番では②~④を答えるイメージとなります。

 

繰り返しになりますが、大事なのは「持っていく道具」ではなく、「結論→理由→具体例」の順に説明することができるかどうかだと思います。

 

(面接官)の名前を覚えていますか?

 

これは私が就活していた時にはあまり聞いたことがない質問ですが、実際にあったそうです。

 

面接の際は学生が名前を名乗るだけでなく、面接官の人も名前を教えてくれることがほとんどだと思います。

 

ですが、面接を受ける側の学生は緊張でいっぱいだと思うので、ほとんどの場合名前を覚えてないんじゃないでしょうか。

 

そこを突いてくる嫌らしい質問ですね笑

 

会社が知りたいこと(メッセージも)は次のようなことだと思います。

 

・社会人の打ち合わせでは、相手の名前くらい覚えていなくてはいけない

(メッセージ)

・覚えてなかったとしたら、相手を不快にさせない切り返しができるか

 

社会人になって社外の人と打ち合わせをする時などは、相手を名前で呼べることは大前提です。(初対面であれば大体名刺を交換しますが…)

 

例えば大事な商談の途中に、相手から「えーと、お名前は…なんて仰いましたっけ?」とか言われたら…その時点で信用度ガタ落ちですよね。

 

面接も打ち合わせと同じ、会社としては相手(面接官)の名前は覚えておいて欲しいところでしょう。

 

ですが、学生が緊張していることは面接官だってもちろん分かっています。

 

学生たち全員が自分の名前を憶えているとは思っていません。

 

なので面接官としては、もし名前を覚えていなかった時に、どのように切り返してくるかもチェックしていると思われます。

 

相手を不快にせずに即座に自分の落ち度(?)を認められるか、ちゃんと切り返してくるかどうかをチェックしています。

 

この質問に限らず、もし質問されたことで分からないことがあったら、知ったかぶりや言い訳をせずにきちんと分からないことを伝えましょう。

 

その時は今後同じことがないようにどうするかや、今後どんな勉強をするかなど前向きに話を纏めるようにしましょう。

 

奇問・難問たちをグループ分けして事前準備

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さきほど例に挙げたような奇問・難問に対して、全ての問題を想定して対策を立てることは現実的ではありません。

 

なので、分析した「会社が知りたいこと」をグループ分けして数を絞り、そのグループに対して準備をするのです。

 

試しに私がネットで拾った46問の奇問・難問について、会社が知りたいことをグループ分けしてみましたので、よければ参考にしてみてください。

 

(ググったらすぐ出てくる問題なので、記事中に列挙はしません。いつか要望があればもっと集めて別記事にしたいと思います。)

 

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大体こんな感じでしょうか。

 

結構少ない数になりました。ほんとにこれだけ?って気もしますが、46個すべてに対して、会社が知りたいことを論理的に答えるには、事前に何を気にしておいたらいいだろう?と考えました。

 

(グループ分けするにあたって、グループの細かさは人それぞれでいいと思います)

 

自己分析や企業研究の段階で、考えおくべき

 

会社が知りたいことを想像することが出来ていれば、少し問題の形式が違っても形を変えて対応することができます。

 

とはいえ、どんなに予想していてもその斜め上を行く問題が出るから奇問っていうんでしょ?無駄じゃない?と思う人もいると思います。

 

もちろん先ほど私が例に挙げたグループ分けも完璧ではないと思います

 

でもある程度網羅した分析をして心構えをしておくのと、しないのでは雲泥の差があると思います。

 

グループ分け分析の目的は、「変な問題のせいで起きる余計な緊張と失敗をなるべく防ぐこと」だと思ってます。

 

完璧に答えられるツールを作ることではありません。

(それを皆さんにお伝え出来たら最高ですが…)

 

社会に出て、頭の回転が早い人は、普段からそれだけ思考している人です

 

予想通りの質問はどうせ来ないから、心構えなしにぶっつけ本番…というのはお粗末な挑み方だと思う。

 

負けなくて済むかもしれない勝負を捨てに行っているとも言えますよね

 

だから予め自分なりに分析して、自分なりのを持ってある程度準備して面接やエントリーシートに挑んでください!

 

それでは、今日はこの辺で。

また他の記事でお会いしましょう。 ありがとうございました!