【将来の姿】就職活動の軸とは何なのかを解説【働く環境】
就職活動を始めると、よく耳にするのが「就職活動の軸」ってやつですよね。
就職活動においては「軸」を持つことが大切、「軸」を作ることが大切…
皆さん軸、軸って言いますが…意味は分かる気がするんですけど、抽象的な言葉ですよね。
将来成し遂げたい事をすでに持っている人は軸設定に悩んだりしないでしょう。
でも殆どの人が「軸ってつまりどういう事?」となると思います。
私も学生時代「軸って何よ…」と思ってました。
本記事では就職活動の軸とは何かについて考えて、短く纏めてみます。
本記事はサクッと以下のような構成になっています。
・就職活動の軸とは何だと考えたらいいのか
・軸を設定するとどんないいことがあるの
・(次の記事で)軸の見つけ方について
就職活動の軸は「将来なりたい姿」と「働きたい環境」から考える
結論から言うと、就職活動の軸とは「将来なりたい(働いている)姿」と「働きたい環境」から導かれる「自分にとって譲れない基準」です。
軸とは会社選びにおける自分なりの基準ですから、自分がどんな風に働けるようになりたいか、どういう環境に身を置きたいかを明確にすることから始まります。
例えば「なりたい姿」だと、次のような感じです。
・英語を使って海外の人と仕事をしたい
・リーダーシップを発揮して大きなプロジェクトを勧めたい
・仕事に追われすぎることなく、ワークライフバランスを充実させたい
また「働きたい環境」についてだと、以下などでしょう。
・サークルが充実している
・通常時の残業が少ない
・ハードだけど賃金も高い
・転勤が少ない
軸を見つけると就職活動中だけでなく、入社後も良いことがある
軸をしっかり持って就職活動に臨むと次のようなメリットがあります。
・入社後、仕事が向いていないと悩んだり後悔する可能性が減る
・業界選び、会社選びがスムーズに進む
・ESや面接で志望動機にできる
(あなたの軸は何ですか?と直接聞かれることある)
入社後、仕事が向いていないと悩み後悔する可能性が減る
「将来なりたい自分の姿」と「その環境」が思い描けていると、就職先とのアンマッチが減ります。
もちろん、就職先が就職前の想像と完全一致するすることはまずありません。
入社後に予想と違ってがっかりする点もあると思います。
それでも、自分の軸に合った会社に就職できていれば、大きく悩むことは少ないでしょう。
私の後輩の話ですが、就職した後で今の仕事が自分に向いていないことに気づき、仕事を好きになれない自分を責めてしまい、心を病んでしまった人もいます。
…就職活動時の軸がいかに大切かが分かりますよね。
業界選び、会社選びがスムーズに進む
当然ですが、自分で「将来なりたい自分の姿」と「その環境」がイメージできていると、業界・会社選びがスムーズです。
業界のことを少し調べていくと、軸と合っているかどうかすぐに分かってきますから、合ってないと思ったらすぐに違い業界の研究に行けます。
就職活動に使える時間は有限ですから、積極的に時短しましょう。
ESや面接で志望動機にできる
就職活動の軸はそのまま志望動機として使えます。
たまに志望動機に「御社の理念、社風に惹かれて…」等と答える人がいますが、それだとボンヤリしすぎて志望動機とは言えません。
「自分はどうなりたい(何をしたい)、どんな環境で働きたい、その為にはこの会社で働くのがベストなんです!」とアピールすることが志望動機だと思います。
就職活動の軸がはっきりしておけば、志望動機に悩む時間も少なくなるという事ですね。
また、質問として「あなたの就職活動で最も大切にしている軸はなんですか?」と直接聞かれることもあります。
そんな時は軸を準備しておかないと、咄嗟にありきたりな回答をしてしまう事になりかねません。
ありきたりな回答こそ面接官が最もガッカリする回答ですから、しっかり準備してバシっと答えましょう。
ここまでは、次の2つのことについて考えてきました。
・就職活動の軸ってなに
・軸を設定するとどんないいことがあるの
次の記事では実際にどうやって就職活動の軸を定めていけばいいのか、について考えていきます。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました!