就活で「せっかち」な短所の上手な伝え方
ESや面接で自分の短所を聞かれて、「せっかちなところ」と答える人は多いと思います。
でも短所を自分からさらけ出して説明するのは難しいですよね。
短所なんてどう答えても悪い印象を与えてしまいそうで、どんな風に答えたら説明したら悪い印象を与えずに納得してもらえるのか…と悩む人もいると思います。
本記事では「せっかちさ」を例に挙げて短所の上手な伝え方を説明します。
就活で「せっかち」な短所の上手な伝え方
結論から言うと、以下のような構成で伝えると良いです。
1.「せっかちさ」が自分の短所であること
2.自分のせっかちさを実感したエピソード
3.そこからの学びと工夫
4.先ほどの工夫と短所を裏返した長所をどう会社で活かすか
掘り下げて考えてみます。
1.「せっかちさ」が自分の短所であることを伝える
まずは質問の答えを端的に説明します。
これによって話の筋が見えやすくなり、後の説明がすっと頭に入るようになります。
これは就活だけでなく、報・連・相の基本ですよね。
可能な限り結論を序盤に述べるようにしましょう。
2.自分のせっかちさを感じたエピソードを伝える
自分がどんな風にせっかちなのかをエピソード(具体例)を交えて説明します。
具体例が入ることで説得力が増しますし、イメージがし易くなりますよね。
せっかちさが災いして、反省したエピソードを書きます。
もしES等で文字数制限がある場合は、エピソードは詳細まで書かずに文字数調整します。(他者が聞いてドン引きするような致命的なエピソードは避けましょうね)
3.そこからの学びと工夫
自分がせっかちだったが故の失敗からどんなことを感じた(学んだ)のか、また今後せっかちさが災いしないように、どんな工夫をしているのか(するのか)を述べます。
できればこの工夫は、社会人になった後でも活かせる内容が良いです。
4.その工夫と短所を裏返した長所をどう会社で活かすか
例えばですが、せっかちという短所は裏を返したら行動の早さという長所でもありますよね。
3.で示したせっかちによる災いを抑える工夫と行動の早さをどう会社で活かすつもりなのかを述べます。
ここも文字制限がある場合は書けないかもしれませんが、可能な限り書いた方がいいと思います。
自分の短所を自覚しつつ、それを長所として活かしていくという前向きな姿勢をアピールできます。
3.と合わせて伝えてしまうのもアリです。
「せっかちさ」を短所として回答した例文
上記のポイントを纏めて例文を1つ記載します。
この例文は、「長所と短所の例文一覧」というサイトさんから参考にさせて頂きました文章を、少しアレンジしたものです。(参考:https://pr-es.com/ )
私の短所は、せっかちなことです。
学生時代にゼミ長を務めていたのですが、仲間の作業が遅いと『早くしてよ』とせかしてしまい、場の雰囲気を少し悪くしてしまったことがあります。
また、ゼミナールのプレゼン資料を作るときにも『作業を早く終わりにしたい』という一心で作業をしてしまい、細かい誤字脱字をしてしまうこともありました。
そのため、私は人に対して何かを言うときは一度深呼吸をして、急がせるのではなく進度を確認するよう心がけています。
そして自分が作業をする際には、作業を早めに完了させつつ、その後にもう一度間違いがないかを確認するように心がけています。
また入社後の業務でも徹底したいと考えています。
上記は一例ですが、参考になれば幸いです。
それではまた、他の記事でお会いしましょう。
最後まで見て頂きありがとうございました。